走り出したら止まらないぜ

ただの日記です、ベイベー

千葉のおっちゃん

実家の八千草薫に似た母親のガラケーが調子が悪いとメールが来たのです。
母は80歳ですが幸い心身共に健康、お陰様でお気楽に暮らしております。

そんな母のケータイ、何で調子が悪いのにメールできてるのかは知りません。メールといってもショートメールです。番号で72文字送れるアレです。絵文字を使ってきます。いつものように文字化けしておりますがそんな事はいいのです。

とにかくメールでは埒があかないので電話したのです。
ケータイ調子悪いの?
と一言僕が聞くと、
そうやねんなんかばーっと黒くなって何にも見えへんようになんのよ、ほんでな千葉のおっちゃんに聞こ思て電話したら、なんかあんた入院してはんねんて千葉のおっちゃん、もう半年やて、えらいこっちゃ思てお見舞い行こかて聞いたら遠いさかい別にええわ言わはってな、せやけどあんたもうええ言うたかてはあさよかて行かへんわけにいかんがなこれ、な、ちょっとあんた千葉のおっちゃん入院したはんの知ってた?


知るかっ!
なんで千葉のおっちゃんの話なってんねんっ!

ケータイや、ケータイっ!
ばーっと黒くなった事しかわからんわっ!
と、心の中で思ったのですが八千草薫に似ているとはいえ年老いた母にそう強くも言えません。とにかくは全く使えてないのかそしてもしダメならどうしたいのか、またガラケーがいいのかスマホにしたいのかを聞き出さねば進みません。
そのような事を僕が優しく問いかけたのです。


いやもうなんかまだ使えそうかなーて思て使ってたら突然画面がな、真っ黒になんねん…

それはさっき聞いたわ。

ほんで真っ黒なってびっくりしてもうて千葉のおっちゃんに電話したんよ…

また千葉のおっちゃんかいっ!
さっき聞いたっちゅうねんっ!

ほんならあんた、知っとった?千葉のおっちゃん…

入院したはんねんやろがっ!

なんで知ってんの!

………
待って待って、オカンちょ待って。千葉のおっちゃんええわ。ケータイ、ケータイ買い換えよ、もう、な、新しいのん買お。今度の休みそっち行くわ。




そんな訳で、電話でも埒があかなかったので次の休みに実家に帰るのです。

つづく。