走り出したら止まらないぜ

ただの日記です、ベイベー

昭和なトマト

今週のお題「最近おいしかったもの」

はいニイタカヤマです。
最近おいしかったもの、それはトマトです。

特別な銘柄でも何でもないよくスーパーで積まれているあれです。
実は何を隠そうと僕は理想のトマトを追い求めるトマト難民なのです。若しくはトマトの愛の狩人。
最近のトマトはどうにも甘さばかりが増えて酸味が欠けています。おそらくそれが売れるのでしょう。

しかし、僕の好みはトマトすら昭和なのです。昭和な味のトマト…

それは丸かぶりした途端太陽の青臭さがふわっと鼻に抜け、ほのかな甘みとともに程よい酸味が口に広がるのです。
皮は厚すぎず薄すぎず、しかしプチっとしたかみごたえのある硬さ。

そして果肉。ザラッと崩れるような果肉は最悪です。微妙な弾力のある果肉こそが最高なのです。
また、ゼリーは決して流れるような事がなくしっかりとした小さな種をまるでクッションのように守っているものが良いっ。

このようにっ!
皮、果肉、ゼリー、と三拍子揃ったトマトに出会う事は、世に数多のトマトがあるとはいえ、出会える確率は限りなく低いのですっ!

まるで広い海で宝物を見つけだすが如く、はたまた真実の愛に出会うが如く、昭和なトマトに出会うのは至難の技!


幼い頃に口にしたあの懐かしいトマト…

夏の香りが口一杯に広がる、あのトマトを探し求め追い求め、これまで幾つのトマトたちを通り過ぎた事でしょう。

あまりに理想のトマト探しに精神的に追い詰められおはじきを口にした事すらあるのです。
その時は兄に、ニイタカヤマそれトマトちゃうおはじきや!とたしなめられました。トマトの墓。そして兄弟はいません。ま、そんな事はどうでもいいのです。

ところがっ!
ついに、人生も終盤にしてなんとっ!やっと巡り合ったんですっ、昭和なトマトにっ!

いつものように幕が開き、あ、これ違うわ。いつものように晩御飯ごとにハニーが食卓に上げてくれるトマトを一口食べたその日から、恋の花咲くこともあるっ、見知らぬトマトと見知らぬ僕を昭和でとりもつ、昭和なトマトー!
……

ま、いいわ。
とにかく一口食べただけでビビビッてきたのです。こ、これは…
探し、探し求めて一人彷徨えば行けど切ない石畳、とにかくやっとそんなトマトに巡り会ったよ、という話です。



さらに僕は、実は梅干し難民でもあり…



もういいわっ!

あ…