走り出したら止まらないぜ

ただの日記です、ベイベー

「11人いる!」を紹介します

ニイタカヤマです。
まさかのマンガ紹介です。
どうしようかと思ったけど、せっかく書いたので上げてみます。
非アフィリです。リンクははてな様のです。
とっとといきましょう。

11人いる!
萩尾望都 1975年

11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)


SFです。
中編少女漫画です。
全1巻とお手頃です。

萩尾望都初期の作品です。
当時クラスの女の子がフロル、フロルと騒いでいたのでなんだ?と思いこっそり読みました。 男の子が少女漫画を読むのはまだ恥ずかしい時代です。
僕はこの作品をきっかけにアシモフやハインラインといったSFを読むようになりました。

作品は少女漫画然としていて、出てくるメカのデザインもある意味大雑把です。時代を感じます。 だけど少年漫画しか知らなかった僕には新鮮だったんです。



遠い未来、様々な宇宙の人種が交流を持つようになっています。
そんな時代の最高学府として宇宙大学なるものが存在します。その宇宙大学の入学試験で10人一組となり、54日間ひとつの宇宙船で暮らすミッションがあったのです。


期待と不安を胸にいざ宇宙に乗り出してみると 10人のはずがなんと11人いるのです!

さ、11人目は誰なのか、そしてその目的はなんなのか。どうですか?わくわくしてきませんか?ね、わくわくしますよねっ。
っていうか、わくわくして下さい。


さて、ストーリーは短めなので、流石に11人全員の描写が事細かなわけではありません。
しかし、メインどころは実に魅力的です。
女の子のようなフロル(美形)、ある種超能力的な直感のあるタダ(イケメン)、とある王族のバセスカ(これまたイケメン)、クロレラ培養されたガンガ(…)、それぞれの個性的です。そしてその個性が巧妙に物語に生かされていきます。


受験生が動揺するなか、宇宙船内で爆発が起こります。

初めて乗ったはずの船を何故か詳しく知るタダ(イケメン)のお陰で、なんとかトラブルを最小限にとどめたかに見えたのですが、さらにトラブルが襲います。


爆発により船の軌道がずれて恒星に向かう進路になってしまいます。
そして恒星に近づくにつれ船内の温度が上がってゆくのです。
このため配線がわりに使う電導ツタという植物が異常繁殖し、なんとデル赤斑病ウィルスという感染すれば極めて致死率の高いウィルスを生み出してしまうのです。

この状況をきっかけにタダ(イケメン!)は幼い頃の記憶を蘇らせます!彼は幼い頃この船にたまたま乗ったことがあったのです!そして今回と同じ状況に陥って生還した数少ない生き残りだったんです!
タダ(イケメン!!)から詳細な話を聞いた受験生達は半ばパニック!もはや試験の域を超えていると棄権するべきだと話し合います!!
そんな最中!ガンガ(…!)が!とうとう!病に感染してしまいます!!!
ビックリマーク増量しときました(笑)


そんなもん増量すんなっ!

はいっ、11人はこの状況をどうやって乗り切るのか。11人目は誰だったのか。そしてその目的は何か。


どうです、結末、気になりますよね。
是非、読んでみて下さい。

読まぬなら鳴かせてみようホトトギス。

意味はわかりませんが、もはや古典的名作だということです。ホトトギスが、ではないですよ。 「11人いる!」がです。


はい、おしまい。
さよーならー
11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)