走り出したら止まらないぜ

ただの日記です、ベイベー

ウグイス説得大作戦

はいどーも、ニイタカヤマです。
さて、春といえばウグイスです。
うちは団地です。うちの棟のすぐ前は結構な林です。ぶっちゃけ山です。そこがおそらく、あるウグイスのナワバリなのでしょう、鳴きます。
ほーほけきょ、と、とにかく鳴きます。

ウグイスって声がでかいんです。
春、うちでは窓全開で風を通してます。山からの風が心地よく家の中を流れていきます。そんな時ウグイスが鳴きます。
ほーほけきょ、ほーほけきょ、
はっきり言いましょう。うるさいです。
何故ならどういうわけか、うちの窓のすぐ側にある木の枝にとまって鳴くからです。

うちは団地の2階です、コンクリートです。絶好の共鳴箱となるのです。響きわたります。
ほーほけきょが響きわたるのです。
なんなら、ほーほけきょ、からのけきょけきょけきょと見事に鳴きあげてくれます。
風情などありません、うるさいです。休みの日でもウグイスの声で目が覚めます。

威かして追い払えばいいんですが、それも可哀想に思ったんです。せめて家から離れた遠い木で鳴いてくれればまだマシなんです。


そこでウグイス説得大作戦です。
ウグイスの言葉を学びウグイス語で
「実に申し訳ないんだけど、もう少し遠くで鳴いてもらっていいかな?」
と説得するのです。動物愛護の精神に満ち溢れています。

そのために、まずYouTubeでウグイスの鳴き声を研究しました。次にそれを模写するために江戸家猫八の芸を見ました。ウグイス語を知るために丸一日寝食を忘れ没頭しました。

おかげで今では小指を咥えてほーほけきょと、まるでウグイスのように鳴けるまでとなりました。なんで小指を咥える?そこが猫八師匠の技なんです、詳しく解説している暇はありません。とにかく、ほーほけきょだけで簡単な会話がこなせる様にまでになったのです。


朝、目が覚めたら「おはよう」の代わりに
「ほけきょう」

「行ってきます」も
「ほっけきょきょきょ」

コンビニでIQOSを買う時も
「ほけきょす」
流石にコンビニは厳しかったです。気の毒そうな目で見られましたね…


さらにこのウグイス語に磨きをかけるためプロのウグイスの声を聞こうと決めました。
プロのウグイスといっても本物のウグイスではありません。ウグイス嬢です。

そこで球場に出かけたんです。なのにウグイス嬢の事なんてすっかり忘れて、楽しく阪神戦を見てしまいました。燃えました。何を隠そう僕は阪神ファンなのです。あ、どうでもいいですか。


そして、とうとう
「実に申し訳ないのだけど、もう少し遠くで鳴いてもらっていいかな?」
この長文を言えるまでになったのです。
いいですか、聞いてください。

「ほけきょほーきょけきょけきょけきょ、ほーほけきょほーけきょほけきょきょきょっきょきょきょきょきょ?」

…………




そんなもん通じるかっ!


ほけけきょほけきょん、けきょーけけー
(それではみなさん、さよーならー)